タグ

*あとで読むに関するumelaboのブックマーク (2)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ自分が自分の形を留めていられるかというと、自分を知る誰かがいるから。 誰も自分を知らない場所へ旅するのもいい。そもそも誰一人いない場所を旅するのもいい。だが、いつかは放浪をやめてこの世界のどこかに落ち着かなければならない。さもないと人という存在と疎遠になり最後には自分自身にとってさえ他人になってしまう。 誰かを撮った写真は、近しい人間の心のなかでしか価値を持たないのと同じように、人の心も別の人間の心の中でしか価値を持たず、その人の思い出は、思い出したときにのみ存在するだけであって、思い出す人がいなくなれば、消え去るほかない。 人生は思い出だ、そして思い出が消えれば無になる。だから人は思い出を物語ろうとする―――コーマック・マッカーシーの『越境』を読んでいる間、そんな声が通底音のようにずっと響いていた。 マッカーシーの代表作ともいえる国境三部作(ボーダー・トリロジー)の第二作がこれだ。第

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • メビウス×浦沢直樹シンポ大成功!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    当に素晴らしいシンポでした。 明大の藤由香里さんの縁の下の力と、原さん、野田さん、鵜野さんの働きに大感謝です。 もちろん、色々と困難もあったし、聴衆からみれば意見もあると思います。 メビウス氏は、質問に対して端的に短く、ストレートに答えるタイプではないので、日語との同時通訳で不足なく展開するのは難しく質疑の部分は課題が残ります。 が、今回、ハンディカメラでメビウス氏や浦沢氏が絵を描く瞬間を写すことができ、言葉よりも絵が、線が、多くを語ることができました。 メビウス氏が線を走らせる瞬間を間近で見られた僕や浦沢氏はもちろん、聴衆もその感動を共有できたので、壇上から見ても、まるで会場は音楽ライブのように集中し、感動を感じ取ることができました。以前からマンガ家は絵で語る、あるいは絵を通して語るのだという観点から、こんなセッションができればと秘かに期していた僕としては、大成功といっていい場にな

    メビウス×浦沢直樹シンポ大成功!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 1