韓国の統計庁が9月7日、「人口住宅総調査」の結果を発表した。「人口住宅総調査」とは5年に一度、発表される韓国で最も信頼度が高い人口調査といえる。 それによると、韓国の人口は5107万人。いろいろと興味深かい統計があるのだが、注目に値するのは「世帯人員」ではないだろうか。1990年から2005年までは「4人世帯」が、2010年は「2人世帯」が最も多い割合を占めたが、今回の調査結果では27.2%を占めた「1人世帯」(520万3000世帯)が最多となった。たった10年でダイナミックな変化が生じているのだ。 少子高齢化が主な原因とされる一方で、注目されているのが若年層の“結婚離れ”。というのも、1人世帯の構成を年齢別に見ると、18.3%を占めた30代が最も多かったからだ。以前、本欄で容姿に対する韓国の価値観の変化を紹介したが、結婚に対する価値観も変わりつつあるのかもしれない。 (参考記事:美人女優