■死と年金と医療費 少子高齢化社会の難題を考えるとき、その言葉に「化」がついているせいで、我々はついついこの問題は今ではなくいつかくる将来の話だと思いがちだが、実はその問題はもう来ている。 それは、今年夏の参院選シュミレーション(日本一の選挙データベースが導き出した2016年参議院選挙 獲得議席予想 | 選挙ドットコム編集部)の一覧表にもある通り、与党圧勝予想の根拠のひとつでもある。 65才以上は「(自分自身は)戦争には遠い」世代でもあるため、一般的には戦争関連法案も受け入れやすい。自分が戦争には行かないとわかっている限り、あるいは自分のもっとも身近な存在(子どもや夫)が戦争に行かない年齢であることがはっきりしている場合、それは「他人事」となる。 それはつまり「現役から遠い」ということであり、戦争への参加云々を問うことも含めて、たとえばいま現在必要とされる問題である「学校改革」や「就労支援
![高齢者の隠れた欲望~子どもの問題はあとまわし(田中俊英) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/468be10ea929c9196d61bafe2bd6d9638bd3bd5b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frpr.c.yimg.jp%2Fim_siggVTTMzln29Edz_woswB71Gg---x200-y200%2Fyn%2Frpr%2Ftanakatoshihide%2Fprofile-1572954048.jpeg)