23日午前10時半ごろ、愛知県津島市青塚町2の名鉄津島線青塚駅の東に隣接する「木田10号踏切」を通過した吉良吉田行き上り準急電車(4両編成)が、踏切内に立ち入った同県稲沢市目比町、高校1年、桜井晴乃さん(15)をはねた。桜井さんは約2時間後に死亡した。乗客にけがはなかった。 県警津島署の調べでは、桜井さんは部活動…
サイバー防犯ボランティアの大学生 北河佑樹さん(19) 昨年7月に愛知県警から「サイバー防犯ボランティア」に委託され、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上にあふれる有害な書き込みに目を光らせてきた。援助交際の募集や、児童ポルノ画像などの投稿を見つけ、関係機関に通報。書き込みの削除やアカウントの凍結につなげた。女子中学生や女子高校生による書き込みも目立ち、「すごく危険。一時の感情に流されないでほしい」と訴える。 ボランティアには県内7大学の148人が参加し、通報件数は今年3月末までで計8841件に上った。北河さんはこのうち、メンバーの中で最多となる1249件を通報し、県警から感謝状も贈呈された。
省エネのため、家庭にある白熱電球を電器店に持参するとLED電球に無償交換する東京都の事業で、障害や高齢で自分では電器店に出向けない人が対象から外されていることが分かった。都の担当者は「本人確認を厳格にし、自分で電球を交換するなどの『省エネ行動』が取れる方を優先している」と理由を説明しているが、障害のある男性の家族は「差別を受けたようで悲しい」と話している。 「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」で10日に始まった。18億円の予算を計上し、指定された電器店に白熱電球2個を持参すると、1人1回までLED電球1個と交換できる。元環境相の小池百合子知事肝いりの政策で、PR動画では知事が世界的なヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の替え歌に合わせ、ピコ太郎さんと踊っている。
公共交通機関が未発達だった1893(明治26)年4月、松江市の県第一尋常中学校(現・松江北高)が、徒歩を中心にした全行程約500キロの修学旅行を実施していた。鳥取県米子市の地域文化研究誌「伯耆文化研究」がこのほど発行した第18号で、こんな事例を紹介している。山陰では修学旅行の草分けとみられるが、124年前の生徒たちは現在では想像できないほどの健脚ぶりだったようだ。【小松原弘人】 伯耆文化研究会の理事で郷土史家の岩佐武彦さん(78)が、米子市立図書館と島根県立図書館(松江市)で山陰新聞(現・山陰中央新報)の記事「三道旅行記」を発見した。三道は山陰道、山陽道、南海道を指しており、同行した記者が執筆して同紙で随時掲載された。岩佐さんは記事と自身の解説、行程図をまとめた「全行程500キロ 徒歩・川舟・汽船による修学旅行」を寄稿した。
手前のくいが打たれた付近を縦に里道が通っているが、養魚池で寸断されている=熊本県長洲町で、樋口岳大撮影 熊本県長洲(ながす)町で農作業などの住民が通る里道(りどう)の一部が、町議会議長が管理する養魚池で寸断されているのに町が放置しているのは違法として、付近の町民ら11人が近く住民監査請求をすることが分かった。町民側は道の回復を町に勧告するよう求める。 道路法の適用外だが農道などに使われている里道は国の所有だったが2000年施行の地方分権一括法で、道の機能が維持されている場合は市町村に譲渡されることになった。 監査請求対象の里道は05年に町に譲渡された。その時点で約110メートルのうち約12メートル(幅約60センチ)が金魚の養殖をしている松井一也議長(69)の養魚池で寸断されていたが、町は図面で道を確認する際「見落とした」(建設課)という。その後も気付かずに放置。住民は農地などへの移動に不便
米AP通信が新ルール 「he」「she」が嫌な人に 「he」(彼)とも「she」(彼女)とも呼ばれたくない人を指す時に「they」を三人称単数で使うことを認める--。米国のAP通信が、配信記事の英文表記にこんな新ルールを加えた。性別で分けられたくない、自分は男でも女でもない、と感じる性的少数者(LGBTなど)に配慮した対応だが、この単数they、日本語でどう訳す?【中村かさね】 AP通信は自社の英文表記の基準をまとめたスタイルブックを毎年発行し、多くの作家やジャーナリストが利用する。新ルールは今月末に発行される2017年度版に追加される。
週刊誌「週刊新潮」が18日発売の(九州、北海道などは19日)5月25日号で、「週刊文春」側が「不正」な手段で新潮のスクープを事前に把握していたとする記事を掲載することが関係者への取材で分かった。電車の車内などに掲示するため新潮側が作成する「中づり広告」を公開前に入手し、同内容の記事を文春に掲載していたと指摘する記事だが、文春側は「不正はない」と反論しており、ライバル誌の全面対決になりそうだ。【寺田剛、松井豊、田中龍士、川名壮志】 週刊新潮の発行元「新潮社」(東京都新宿区)の関係者によると、25日号で「スクープ至上主義の陰で新潮ポスターを絶え間なくカンニング」「文春砲 汚れた銃弾」と題し巻頭グラビア3ページ、記事10ページを掲載する。
2008年末に閉園した倉敷チボリ公園(岡山県倉敷市)の失敗原因について、運営会社社長の孫で甲南高校(兵庫県芦屋市)3年の志鷹依蕗(したか・いぶき)さん(17)=同県西宮市=が論文にまとめ、昨年度の「第20回図書館を使った調べる学習コンクール」(図書館振興財団主催)で優秀賞・毎日新聞社賞に選ばれた。志鷹さんは「祖父が当時語ることができなかった苦労を知ることができてよかった」と話している。【小林一彦】 論文は「『第三セクター』から『第四セクター』へ」。まず、全国のテーマパークを経営主体に着目して比較した。当初から民間が運営する東京ディズニーランド(TDL、千葉)は成功を続け、第三セクターでスタートしたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪)とハウステンボス(HTB、長崎)は経営不振に陥ったものの、民間運営に切り替えて巻き返したと指摘。一方、県と倉敷市が大株主の第三セクター「チボリ・ジャ
東大のワークショップで、グループに分かれて「性と同意」について話し合う参加者=東京都目黒区の東大駒場キャンパスで2017年4月25日、中村かさね撮影 駒場キャンパスでワークショップ 国内大学で初開催 大学生が性暴力の被害に遭う「キャンパスレイプ」を防ごうと、東京大の学生らが25日夜、東京都目黒区の東大駒場キャンパスでワークショップを開いた。「同意のないセックスはレイプ」という考え方が一般的な欧米では、大学の新入生向けオリエンテーションで「性行為における同意」を教えるプログラムがあるものの、国内大学での開催は初めて。ベッドに誘う時、誘われる時、あなたは相手の同意を得ていますか?【中村かさね/統合デジタル取材センター】
夏休みを長く、留学後押し 1コマの授業を90分から100分にする大学が全国的に増えている。明治大と芝浦工業大が今春にスタートし、法政大も来年度に始める。一つの科目の授業数を減らし、学生に不評な「休日授業」をなくしたり、夏休みを長くして留学を後押ししたりするのが狙いだ。討論や発表が中心の「アクティブ・ラーニング」を取り入れやすくなる一方、学生の集中力が持続するのかとの懸念もある。 明治大は1コマを10分長くすることで半期の授業数を15回から14回に減らした。昨年度は、祝日で休講になった授業を別の休祝日に振り替える休日授業が6回あったが、今年度は減らすことができ、全キャンパス休講の「大学祭週間」も11月に新設できた。
4月25日を最後に姿を消す「被爆再現人形」=広島市中区の原爆資料館で2017年4月18日、山田尚弘撮影 広島市の原爆資料館で40年以上、来館者にインパクトを与えてきた等身大の展示物「被爆再現人形」が今月25日を最後に、改装に伴う本館閉鎖で姿を消す。撤去は2013年に決まったが、来館者らから「被害が分かりやすいのに」と惜しむ声が上がり、賛否の意見がある。資料館は改装後、被爆者の遺品など実物資料の展示を重視する方針で「原爆で運命を変えられた人々の人生を浮かび上がらせたい」と強調している。【山田尚弘、竹下理子】 やけどで皮膚が垂れ下がった両腕を突き出した親子が、燃えさかる街を歩く--。再現人形は1973年から初代が展示され、91年から2代目が本館入り口近くにある。
3月以降、都内で6件 東京都内で3月以降、電車内での痴漢を疑われた男がホームから線路に飛び降りて逃走する事件が相次いでいる。電車の運行がストップして大勢の乗客に迷惑をかけるだけでなく、電車にはねられる危険もあり、鉄道会社は「絶対にやめてほしい」と呼びかけている。法律の専門家も「逃走は最もやってはいけない行為」と指摘している。【春増翔太】 「俺じゃない」。今月13日午前7時50分ごろ、JR総武線両国駅(東京都墨田区)で紺色のジャケットを着た男がこう言い残し、線路に飛び降りた。電車内で痴漢行為を疑われ、女性2人とともにホームに降りた直後だった。男は線路を約50メートル走り、金網のフェンスを乗り越えて行方をくらませたという。
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