[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦カルテル庁は25日、グーグル・ドイツとグーグル・アイルランド、グーグルの親会社である米アルファベットがデータの取り扱いに関して市場での優位な立場を不当に利用しているかどうかについて調査に着手したと発表した。 カルテル庁は、グーグルが提供する広範なデジタルサービスでどのようにデータが使われるかについて利用者が十分な選択肢を与えられているかどうかを検討すると述べた。 グーグルは、利用者がグーグルのサービスを使うのは便利だからで、グーグルのサービスを強いられているわけでも、ほかの選択肢がないわけでもないと主張。広報担当者は「利用者は、自身のデータの扱われ方を容易に制御できる。われわれは個人データの利用を制限している」とした上で、カルテル庁の調査に協力するとした。