2階でよかった日記 - kabeuchi靴擦れ君の小説にはよく自転車が出てくるね、と言われた。たしかにわたしはモチーフとしてよく自転車を使う。どうして？ と聞かれたけれど、そこにあるのは物語を書く側の都合や、利便性なので、笑って濁しておいた。 彼氏とは、連絡の頻度を落とそうという話になった。会話すればするほどすれ違う気がした。「おはよう、は言っていい？」と聞いたら「連絡取るのが嫌なわけじゃないよ」と言われる。わたしは「相手の気持ちを察知する」という行為があまり得意ではないので、明確な線引きがあったらいいのに、と思ってしまった。 今日は「おはよう」と言って「おはよう」と返ってきて、なぜかわたしがそれにまた「おはよう」と返して、会話が終わっている。いつ来るかわからない返信を待つのが思ったよりも不安を呼んでいたということに気がついて、LINEの通知をアプリごと落とした。 今日は全然働くことができなくて、上司に「甘えてしまってすみません
