「どうしても行くというの…?」「いや!行かないで!!」「夏休みーーー!!!」と過ぎ去る夏休みに向かって叫ぶマンガがあったけど(何だったっけ?)、叫んで戻ってきてくれるなら私も叫びたい。夏よ、帰ってきてくれ。私はまだ何もしていないじゃないか。浴衣着て夏祭りに行って、金魚すくいの下手な私を見た彼に笑われて拗ねてみたり、お好み焼き屋で高校野球見ながら彼が焼いた不格好なお好み焼きをつまみにビール飲んだり、花火大会ではぐれないように手を繋いだり、昼下がりの公園でヒマワリ見ながらソフトクリーム食べたり、水族館で大きな水槽に吸いこまれそうになりながらいつまでも魚を見ていたり、一緒に洋服買いに行ってくだらないイラスト入りのTシャツ見て笑いながら色違いの買っちゃったり、海の家でキャベツの芯と油がたくさん入った焼きそばを「なんでこういうとこで食べると美味しいのかね?」って言いながら半分ずっこで食べたりしてない