サッポロビールは10日、3月下旬に発売した本格芋焼酎「赤からり芋」(720ミリリットル、税抜き1200円)で、瓶に水の入った営業用の見本品を1本販売していたと発表した。同社は他にも十数本販売した可能性があるとして、確認を呼びかけている。 サッポロによると、見本品は発売前の商談用につくられるもので、今回は48本を工場で製造。営業担当者が販売店を訪れた際に回収を忘れ、店がそのまま店頭に並べて販売した。瓶を開けた消費者から6月下旬に「中身が水のようだ」と連絡があり、発覚した。 通常、見本品は外装ラベルのバーコードの位置に「見本品」と印刷されたシールを貼るが、販売されたものには貼っていなかった。48本のうち、残り18本の所在が分からず、販売した可能性があるという。 「赤からり芋」は6月末までに約2万5千本を出荷した。見本品はバーコードの下にアルファベット5文字の製造番号が書かれていない。問い合わせ
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