【ロンドン=大西康平】ウクライナ国防省情報総局は30日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所から、ロシア国営原子力企業ロスアトムの職員が退避を始めたと明らかにした。ウクライナは同原発でのテロの発生を懸念している。ロシア側で主導的な立場にあった3人がすでに離れており、ウクライナ人従業員も7月5日までにクリミア半島への退避を勧告されたという。原発に残っている職員には「有事の時に
ウクライナに侵攻するロシア軍は、掌握をねらってきた東部の激戦地バフムトで攻撃の勢いが失速し、大規模な攻撃から防御をより重視する態勢に移行しようとしているという見方がでています。 ウクライナ東部の激戦地バフムトの情勢を巡り、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は24日、イギリス軍のトップ、ラダキン参謀長と電話会談を行ったとSNSで明らかにしました。 このなかで、ウクライナではバフムトの戦況が最も厳しいとする一方「ウクライナ軍の努力によって状況は安定してきている」と評価したということです。 戦況を分析するイギリス国防省は25日「バフムトでのロシア軍の勢いはおおむね失速している。ロシア軍が極端に消耗した結果であり、国防省と民間軍事会社ワグネルの関係が緊張していることによっても状況が悪化している可能性がある」と指摘しました。 そのうえで、ロシア軍がバフムトの南にあるアウディーイウカやバフムトの北側に位
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