厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の不正問題で、少なくとも13年前には全国の労働局で不正な調査が行われ、本省の担当部署も把握していたと厚生労働省が明らかにしました。NHKの取材では、数十年前から同様の手法が行われていたと、複数の関係者が証言しています。 この問題で、厚生労働省は過去の担当者に聞き取りを行った結果を公表し、少なくとも13年前の平成18年の時点では、全国の労働局で不正が行われ、本省の担当部署も把握していたということです。 しかし、不正を公表したり、国の統計を所管する総務省に報告したりすることはありませんでした。 NHKの取材では「数十年前から同様の手法で調査を行っていた」と複数の関係者が証言しています。 この「賃金構造基本統計調査」をめぐっては、別の統計の不正発覚を受けて、先月行われた政府の一斉点検の際に、担当室長が意図的に不正を報告しなかったことが明らかになっています。 厚
![厚労省 13年前には不正調査を把握 公表などせず | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c828bca13a61c5c3522b6d86ade4da4c9d9a949c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190202%2FK10011800561_1902020511_1902020517_01_03.jpg)