2015年7月16日のブックマーク (5件)

  • 『ユリ熊嵐』最終話を終えて/幾原邦彦作品の物語的特徴について: \(^ω^\Ξ/^ω^)/

    ユリ熊嵐、1周しか見ていないしよくわかっていない部分がたくさんあるのだけど、とりあえずの感想としては「あまりにも幾原邦彦」だと感じた。ウテナやピンドラでも随所に顔をのぞかせていた幾原的世界観・倫理観が、今までで最も明快にわかりやすく表現された作品だったのではないかと思う。 以下、幾原作品の特徴として挙げられそうなことをいくつか書き出してみた。 ウテナ・ピンドラ・ユリ熊嵐のネタバレを含みます。 ・制度化された絆に対して批判的であり、むしろそれに抗う個人的な絆が称賛される。 家族よりも擬似家族が、異性愛よりも同性愛が、所有関係よりも対等な友達関係が、クラスの団結よりも集団の掟で禁じられた交流が、肯定的に描かれる。個人的にはこの点こそ、幾原作品の物語を幾原作品たらしめている最も重要な点ではないかと思う。 「だから、当の友達になりたかった。あの壁を越えて」 ・愛は見つけ出すもの(手に入れるもの)

  • 異質な他者と生きること 『ユリ熊嵐』を見て - 衒学四重奏

    前回のblog投稿から早いもので3年が経った。久々のblog投稿で何について書くかというと、先日最終話を迎えた『ユリ熊嵐』についてである。 作は、幾原監督の過去の作品と同様、抽象度の高いワーディングや、シュールなアニメ表現、回想シーンを多用したプロットにより、独特の分かりにくさがある。それらは、幾原監督の作家性であり、魅力の1つだ。ところが、最終話まで観てしまえば、幾原監督のメッセージは一貫して明解だと思えた。おそらく、1巡目(特に序盤)には抽象度の高い表現に翻弄された人であっても、作品のテーマを理解した後に見直せば、理解は幾分容易になるだろう。ただ、周りを見回すと、最終話を見終えてもなお、「最後までよく分からなかった」という感想も一定数見かける。そこで、何の足しになるかは分からないが、私が理解している範囲内で、作のテーマを書き残しておきたい*1。 普遍的な愛を喪失した世界で「物のス

    異質な他者と生きること 『ユリ熊嵐』を見て - 衒学四重奏
    unamuhiduki12
    unamuhiduki12 2015/07/16
    面白い論評。
  • ユリ熊嵐の最終回はピンクフロイドを真似たロックワナビアニメ - 玖足手帖-アニメブログ-

    幾原邦彦監督のユリ熊嵐が終わったね。そして、これは新しい始まりであり、過去からの輪廻でもあるんだ。 つまり、2015年の21世紀最新アニメでありながら、同時に50歳の幾原邦彦監督が35年以上前の1980年代以前に受けたロックンロールやサイケデリック前衛芸術文化のリフレインでもあるんだ。 シャバダドゥ で、前作の輪るピングドラムはピンク・フロイドの「狂気」Dark Side of the Moonだったね。 狂気 アーティスト: ピンク・フロイド出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2014/01/29メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見るだよね? また、「炎〜あなたがここにいてほしい」でもあったよね。 炎?あなたがここにいてほしい? アーティスト: ピンク・フロイド出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2000/07/12メディア:

    ユリ熊嵐の最終回はピンクフロイドを真似たロックワナビアニメ - 玖足手帖-アニメブログ-
  • 建築エコノミスト 森山高至『新国立競技場の工事費が下がらない理由』

    昨年、連載いたしました「新国立競技場をめぐる議論について」なのですが、 この問題が広く世間で建築工学や建築文化をめぐる問題の共有につながれば 望です。 思いのほか多くの方々に読んでいただいたみたいで、 いろいろとご質問などもいただきまして、ありがとうございました。 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 1(ザハはイラク出身の建築家) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 2(アンビルドアーキテクトと磯崎新) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 3(新国立競技場コンペ応募資格) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 4(ザハの仕事と今の国立競技場) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 5(建築と哲学の諸問題) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 6(新国立の募集要項と大きさ) 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 7(脱構築とは

    建築エコノミスト 森山高至『新国立競技場の工事費が下がらない理由』
  • 30年前に作られた手書きのスーパーマリオブラザーズ設計図が見つかった

    で最もポピュラーなゲームと言っても過言ではないスーパーマリオブラザーズ。30年前に書かれた手書きの設計図が見つかり、海外をも巻き込んで話題になっている。 グラフ用紙のマスがマジックで塗られている。これが貴重なスーパーマリオブラザーズのステージ設計図だ!!!うおおおおおおお! これを見るだけでゲームにはまった幼少期を思い出す人も多いのではなかろうか。昔はこんなふうにしてゲームを製作していたのか。 現在ノコノコと呼ばれる亀のキャラクターは元々はクリーパーと呼ばれていたようだ。顔つきが少し違う。 ラフに書かれたキャラクターには特徴と動きが書いてある。この30年前に書かれたキャラクターを今我々が3Dで遊んでいると考えると不思議だ。 さらにベースとなるステージの設計図上に薄く透けた紙を重ねてマリオの細かい動きを確認する。 スーパーマリオブラザーズを作った宮茂さんは「ゲームのプレイの仕方を誰もが

    30年前に作られた手書きのスーパーマリオブラザーズ設計図が見つかった
    unamuhiduki12
    unamuhiduki12 2015/07/16
    見つかった、ってこんなもん任天堂か宮本茂以外持ってないはずでしょ。どこから見つかったのよ?