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  • 空談寸評特別篇9『御先祖様万々歳!』

    今となってはあまり覚えている者もいないが、この『御先祖様万々歳!』はスタジオぴえろ10周年記念作品というふれこみの作品であった。作品はたしか3ヶ月に一度だったか、1話30分ずつリリースされた。作るほうも大変だが買う方も大変である。しかし、原作/脚/監督ともに押井守という状況といい、演劇風の演出や押井監督得意の論理的長ゼリフなどといい、ある意味「最も押井的な作品」とみることができよう。 この『御先祖様万々歳!』は、『うる星やつら』の「裏」の作品として作られたという。もしもラムが当は宇宙人などではなく、悪意のもとに登場し、手の込んだトリックで身を装う詐欺師だったら―そんなモチベーションから、この作品は作られたのだそうだ。 かつてどこかのBBSあたりで、まあなんだか業界通を気取りたくてしかたない若者が、押井守といえばテツガクと都市論と「実は主人公は不在だった」でオチさ、といったセリフを気取っ

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