ブックマーク / kingfish.hatenablog.com (2)

  • 宮崎駿全書 - 本と奇妙な煙

    『千と千尋』での安藤雅司と宮崎駿の緊張関係 『霧のむこうのふしぎな町』と「ゴチャガチャ通りのリナ」 「煙突描きのリン」 宮崎駿全書 作者:叶 精二発売日: 2006/03/01メディア: 単行 『千と千尋』での安藤雅司と宮崎駿の緊張関係 安藤は、宮崎がこれまで描いて来た理想化された少女とは違ったリアリズムを持ち込もうと考えた。宮崎も従来型の作品構造から脱却した新しい作品を模索しており、二人は合意の上で新たな作風に挑んだ。キャラクターデザインは、従来同様に宮崎が描いたイメージボードを安藤が整形して仕上げるスタイルであったが、細部のニュアンスは安藤に任された。宮崎の初期案では露骨に臆病さ・怠惰なイメージの離れたタレ目の千尋が描かれていたが、編のテザインとはかなり違う。 序盤の愚図な少女に寄り添ったスローな展開は、宮崎にとって暗中模索であった。破棄した絵コンテは膨大で、先の見えない物語に宮崎

    宮崎駿全書 - 本と奇妙な煙
  • 高畑勲、「巻き込み」型アニメを憂う - 本と奇妙な煙

    「巻き込み」型アニメを憂う 見習い時代『少年猿飛佐助』 『ハイジ』DVD-BOXライナー 「世界名作劇場」のこと 映画人九条の会結成記念講演 前回のつづき(高畑勲のレイアウト論 - と奇妙な煙) アニメーション、折りにふれて 作者:高畑 勲発売日: 2013/12/06メディア: 単行 「巻き込み」型アニメを憂う [あまり短いと誤解を招くかなと、ちょっと長めに引用。それでもだいぶ切っているので、元の文章と印象が変わっているかもと若干心配。] 1970年代、『アルプスの少女ハイジ』など、大変な悪条件の中で私たちが懸命に「子供だまし」ではない映像を目指していた時期に、児童文学者の中川正文氏が、「テレビマンガなどはくだらなくてよいのだ」というような意味の発言をしているのを読んだ。そのときには中川氏の真意が理解できず、大いに腹立たしい思いをした。しかし今にして思う、[高度に発達した「巻き込み」

    高畑勲、「巻き込み」型アニメを憂う - 本と奇妙な煙
    unamuhiduki12
    unamuhiduki12 2015/08/03
    >現実に対処する訓練が不足し肥大した自己イメージと現実の貧弱な自己とのギャップにさいなまれ甘美な映像世界に逃避し「ひきこもる」そういう世界から卒業しないまま現実世界を生きるなら表現者評論家になるしかな
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