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  • 【ピンドラ 考察】ゼロから見直す『輪るピングドラム』⑫「嫌だわ、早くすり潰さないと」の意味――「罪」編――【16話】 - 野の百合、空の鳥

    はじめに ——ピンドラをあらためて整理してみる—— ピンドラは桃果(モモカ)と眞悧(サネトシ)の代理戦争だ、とまとめてみることは、――とりわけ初見の人に——図式的な理解を与えるのには有効であろう。 つまり、桃果の意志を引き継いで「ピングドラム」を探そうとする側と、眞悧の亡霊にそそのかされてそれを阻止しようとする側とが、両軍入り乱れて闘争する、それがピンドラの大筋だと、ひとまず言うことはできる。 そのとき鍵になるのは「ピングドラム」の2つの性質、「愛」と「罪」 である。桃果側と眞悧側、その対立軸には、「愛」と「罪」に対する思想のちがいが見て取れる。すなわち、桃果と眞悧の対立というのは、図式的には、思想上の対立としても描けるのではないか。 そう思って編を見渡すと、16話はその思想上の対立のうち、とりわけ「罪」についての対立を考えるうえで、ひとつわかりやすい導入となりうることがわかる。そこで今

    【ピンドラ 考察】ゼロから見直す『輪るピングドラム』⑫「嫌だわ、早くすり潰さないと」の意味――「罪」編――【16話】 - 野の百合、空の鳥
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