米国で大量の穀物の中に落としてしまったiPhoneが日本の北海道で見つかり、持ち主の男性の元に返る──というちょっとした奇跡を米メディアが報じている。男性は娘の結婚式の写真などをiPhoneに保存していたといい、「とても信じられない」と喜んでいる。 報道によると、男性はオクラホマ州で農業を営むケビン・ホイットニーさん。ホイットニーさんのiPhoneは昨年10月、出荷を待つ128トンの穀物の中に落ちてしまった。「もう二度と出てこないと思った」という。 ホイットニーさんが米国内の全国農業協同組合連合会(JA全農)から電話を受けたのは今年5月下旬。「ケビン・ホイットニーさんですか?」という問いかけに「はい」と答えると、「携帯電話をなくしませんでしたか?」。 iPhoneは穀物とともにルイジアナ州の集積所に運ばれ、船で鹿島港(茨城県)に。さらに運ばれた北海道の製粉所で見つかった。iPhoneは全農