JA全農=全国農業協同組合連合会は、大手コンビニチェーンのファミリーマートと業務提携し、コンビニ運営のノウハウを吸収することで、傘下のスーパーマーケットの経営改善を目指すことになりました。 これは28日、JAグループで農産物の販売などを担うJA全農=全国農業協同組合連合会と、大手コンビニチェーンのファミリーマートが、記者会見で発表したものです。 それによりますと、JA全農の子会社などが全国で展開しているスーパーマーケット、「Aコープ」の小規模な店舗を対象に、ファミリーマートと共同で運営する計画で、今後3年間に、全国で30店舗程度オープンさせる予定です。Aコープは、高齢化や過疎化が進む地域での出店が多く、在庫管理などにコストがかかって、経営が悪化している店舗が数多くあります。 このため業務提携によって、ファミリーマートの販売戦略や在庫管理などの面でのコスト圧縮のノウハウを吸収し、経営改善を目