Webブラウザ上で3D表示(立体表示ではなく、遠近法などを用いた表示)を行うための仕様として、グーグルは昨年の4月にO3Dの開発を発表し、一方でモジラを中心にしたWebGLもそれ以前から標準仕様として開発が進められていました。 先週5月7日付けのグーグルの「The Chromium Blog」にポストされたエントリ「The future of O3D」で、グーグルはO3Dはこれまでの方針を変更し、WebGLをベースとしたJavaScriptライブラリとすることを明らかにしました。これにより、Webブラウザでの3D表示の標準APIはWebGLに一本化されます。 性能と環境に対するWebGLの懸念が払拭された グーグルがWebGLではなくO3Dを開発していた理由として、WebGLに関する2つの懸念があったことを明らかにしています。 1つはWebGLの性能です。WebGLはHTML5のCanva
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