iOS4 からアプリケーションのバックグラウンド動作がサポートされているが、それらはだいぶ制限されたものとなっていて、通常のアプリケーションはバックグラウンドでは最大10分程度しか生存することが出来ない。 それを回避するために Info.plist に特殊なフラグをたてることで例外的に制限を解除することができるようになっている。そのフラグの種類は audiolocationvoip であり、それぞれバックグラウンド音声再生、バックグラウンド位置情報取得、バックグラウンドでのソケット監視(voipの着信監視用)に対応している。 そのうち voip だけ今まで扱ったことがなかったので挙動確認のためやってみた、というのが今回のお話。 まず書いてみたコード: https://github.com/typester/voip-socket-test ソケットのハンドリングに libev を使っている