KDDI(au)が5月25日に発表した携帯電話2009年夏モデルは8機種で、NTTドコモ(18機種)、ソフトバンクモバイル(16機種、音声端末のみ)の半数以下にとどまった。だが「機種数ではなく機能で勝負する」とKDDIの小野寺社長は話す。 「どこまでが“機種”と呼べるのか。外観が変わっただけでは意味がない。世界初、日本初の機能で新しいニーズを開拓する」と小野寺社長は述べ、各端末に先進的な機能を詰め込むことで、少数精鋭で戦う方針。「去年と違う夏」をコンセプトに、新端末で実現するライフスタイルを提案していく(→新端末のフォトリポート)。 新モデルは、国内で初めてハイビジョン(HD)動画撮影に対応した「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」、読書にフォーカスし、電子書籍ビューワを組み込んだタッチパネル端末「biblio」(ビブリオ)、太陽光で充電できるソーラーパネル付き防水端末「S