黄色いテントに黒文字で「ラーメン二郎」。学生街や飲屋街、ロードサイドにまで行列を作り、都市伝説のように語り継がれるラーメン店。 私自身その暖簾をくぐったのは大学生のとき。券売機で「ラーメン小」を購入し待っていると「ニンニク入れますか?」のアナウンス。訳もわからずただ「はい」と返答。 提供され感じたのは、モヤシ、キャベツが多い背脂ラーメンという印象。醤油辛いのに特有の甘さがあり、ニンニクが馴染むごとにクセになる。大量の麺は極太でゴワゴワとした食感。これは美味いのか?自問を繰り返しながら気がつけば丼が空いていたのを覚えている。 「二郎はラーメンではなく二郎という食べ物」と表現される通り、美味しいか否かではない。たまに無性に食べたくなる味、食べ物であり、食べ切った後に達成感を覚え若干後悔する(笑)。それの繰り返し。 今回は特徴的な『ラーメン二郎』7軒をご紹介します。 『ラーメン二郎 三田本店』す