タグ

ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (6)

  • 古風な経済学の講義から脱出するために - hiroyukikojima’s blog

    YUIの武道館ライブの夢うつつから、まだ醒めない小島でござんす。あれは月曜日のことだったが、そのあと、自分が講義で何をしゃべったかの記憶がなく、(講義の半分くらいの時間を使って、YUIがどんなに好きかを力説していた記憶と学生の冷ややかな視線の感触はぼんやりとある)。ようやく意識を取り戻したのは、(美人) 編集者とサシで飲んだ金曜日のことだった。美人への二日酔いから醒めるには、迎え酒ならぬ、迎え美人、とこれに限る。その(美人)編集者に教えてもらったCREAのヤングさんのブログがめっちゃおもしろいので、リンクをはっておく→http://ameblo.jp/creblo/theme-10006742211.html。(ちなみに彼女自身はCREAの出版社とは無関係)。 YUIに夢うつつと言いつつも、朦朧とした状態ながら、いつのまにか、テイラー・スィフトの武道館ライブのチケットを入手している自分が怖

    古風な経済学の講義から脱出するために - hiroyukikojima’s blog
  • 思想地図vol.5 - hiroyukikojima’s blog

    ぼくが寄稿している『思想地図vol.5』NHKブックス別巻が手元に届いた。テーマは、「社会の批評」。分厚く、読み応えのある分量であり、内容も多岐にわたっている。 NHKブックス別巻 思想地図 vol.5 特集・社会の批評 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/03/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 38人 クリック: 888回この商品を含むブログ (60件) を見るまだ、全部は読んでいないし、たぶんきちんとは読まないだろうな、というページもある。このから今回紹介したいのは、第3部「社会の数理」に、ぼくの論考といっしょに収録されている星野伸明さんの論考「統計学で社会を捉える」だ。ぼくにとっては、星野さんの論考のように、門外漢には見つけることのない専門的な論文を紹介してその意義を語ってくれる論考こそが、読む価値のあるものなのだ。 これはとてもエ

    思想地図vol.5 - hiroyukikojima’s blog
  • 中学受験を終えて思うこと - hiroyukikojima’s blog

    先週、中学受験における我が家の天王山が終わった。息子は、予想外にも、受験した中学すべてに合格し、第一志望の中学に進学することが決まった。指導してくださったサピックス下高井戸校の諸先生方にはお礼の申しようもない。 そんなこんなもあって、今回は、中学受験について思うところをまとめてみようと思う。こんな書き方をすると、サピックスに対する提灯記事だと思われてしまうだろうが、実際、半ば提灯ではあるが、(だって、箸にも棒にもかからない愚息をここまで仕上げてくれたのは、彼らの功績だからね) 、その実、いくつかの点で書くべき価値があると思ってるから書く。その第1点は、ぼくが以前に勤務していた塾は中高一貫校の生徒を対象とした塾だったので、ぼくが中学数学主任として教えたのも一貫校の中学生だったが、自分が一貫校の卒業ではないので、知らないことがたくさんあった。今、息子の受験を体験して、当時気づいてなかった多くの

    中学受験を終えて思うこと - hiroyukikojima’s blog
  • 楽しい問題集 - hiroyukikojima’s blog

    いやあ、めちゃめちゃ忙しくて、ずっとブログを更新できなかった。 やはり、4ヶ月で4冊のを刊行する、という計画が無茶だった。ゲラがとっかえひっかえやってくる。ターミネーターみたいに、やっつけてもやっつけてもまだまだやってくる。各ゲラを2、3回ずつ回すので、合計するとすごい回数になる。合間をぬってブログを書けないわけではないのだが、このブログは担当の編集者も読んでいるので、「そんな暇があったら、ゲラを早くやれ」とか「原稿書け」とか「電話に出ろ」とか言われてしまいそうで気兼ねしてしまう。実名で、仕事でないブログを書くディメリットを実感した次第。 そんなわけでこれからしばらくは、販促をかねて、ブログを書くことにしよう。それならいいよね、編集諸氏。 まず、8月10日頃に、ちくまプリマー新書から『キュートな数学名作問題集』というのが刊行になる。次に、8月25日頃に角川ソフィア文庫から、『無限を読みと

    楽しい問題集 - hiroyukikojima’s blog
  • 「無限」に挑む物語 - hiroyukikojima’s blog

    いやあ、めちゃめちゃ忙しくて、かなりブログをご無沙汰しちゃってる。 なにせ、ぼくの新著が、6月からの4ヶ月で四冊も矢継ぎ早に刊行される予定なので、原稿の校正とゲラの校正が途切れなくやってくる。そればかりか、朝日新聞のコラム「小島寛之の数学カフェ」(火曜朝刊)も、短いコラムとはいえ、毎週締め切りとゲラの確認がまわってくるので、思ったより大変だ。しかも、その上、学術誌に投稿する論文も並行作業している。そんなこんなでなかなかこのブログを更新することができないのだ。 刊行される4冊のうち、1冊は数学者・黒川信重さんとの共著『リーマン予想は解決するのか?ー絶対数学の戦略』青土社。これは、6月中に刊行されるはず。内容は、今解決の瀬戸際に追いつめられている(ほんまかいな)リーマン予想について、その攻略の手筋を一般向けに解説したものだ。黒川さん呼ぶところの「絶対数学」、専門的には「F1スキーム」という数学

    「無限」に挑む物語 - hiroyukikojima’s blog
  • スターリングエンジンと熱力学 - hiroyukikojima’s blog

    小学生の息子に、彼が欲しがっていた「大人の科学」のスターリングエンジンが、サンタさんからプレゼントされた。 大人の科学マガジン Vol.10 ( スターリングエンジン ) (Gakken Mook) 作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2005/12メディア: ムック購入: 6人 クリック: 88回この商品を含むブログ (31件) を見るこれは、温度差で回転運動をするエンジンのおもちゃである。電池などの動力が入ってるわけではないのがポイントだ。動きの映像は、一番下にyoutubeの画像で貼り付けておくので、是非、その不思議を楽しんで欲しい。原理はわかっているつもりだが、実際にこの目で見るととても感動する。すごくよくできている。熱機関というのが、「熱エネルギーを運動に変換する」だけではなく、「温度差によって周期運動を生み出す」という理解が重要、ということを

    スターリングエンジンと熱力学 - hiroyukikojima’s blog
    unknown_bridge
    unknown_bridge 2009/01/14
    科学とサンタクロース
  • 1