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ブックマーク / kashino.exblog.jp (8)

  • 瞳の奥の秘密, The Secret in Their Eyes , El Secreto De Sus Ojos | wrong, rogue and log

    yutakashinoの日々と意見 - ご注意:blogのyutakashino(柏野雄太)による書き込みは、その属する法人等の見解を何ら代表するものでなく、個人のテンポラリな意見の表明に過ぎません。 by yutakashino

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  • アントレとか起こすとか | wrong, rogue and log

    Tumblrのほうで時たまこれに関するこつぶやきを垂れ流すことがあるのだけれど、アントレプレナーを増やそうとか、起業を増やそうとか、まあそれはそれでまったく結構なことではある。 しかし、実際にやってみればわかるけれど、かなり大変だよ。多くの人は連休や土日にはきちんと休んで家族と旅行に行ったりレジャーをしたいだろうし、自分の資産がみるみる減っていくスリルとサスペンスにはなかなか耐えられないだろうし、大きな夢はもっているが1年後の自分達の姿さえあまりに分散が大きすぎて掴みにくいし、なによりそんな状況だからローンを用いた支払いなんて怖くてできないし、というカンジで多くの人間がやるようなものじゃないと思うよ。実力でヒットさせるよう努力を続けてはいるけれど、それだけではなんともならず運の巡り合わせを祈らなければならないので、気分的にはあまり気持ちがいいときばかりじゃない。まあ、僕はこれが二度目だし、

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  • NHK-FM「バロックの森」はオンデマンド配信にするべき | wrong, rogue and log

    実は起きて家族の朝を作り始めるのが早くて6:40くらいなので、そんなに熱心な視聴者ではなかったのだが、もう物心ついてからNHK-FMの朝のバロック音楽の愛聴者である。これ、さっき調べたら1969年から続いているんだね。昨年まで担当していた皆川達夫さんの解説は好きだった。 しかし、今年の4月の頭のほうで、この「バロックの森」で特集されていたのが、僕のど真ん中のマタイ受難曲だったのだ。それにたまたま行き当たってから、このブログにもバッハのことをツラツラ書いているように、聴く音楽がほとんどバロック音楽になってしまっている。しかも、たまたま聴いた番組の担当が、僕が最も信頼するバッハ、バロック音楽の研究者である磯山雅さんだったのだから、聞かないわけにはいかなくなる。もちろん、マタイ受難だったのはそのときが受難節だったからなんだけれどね。 そして、思い起こしてみるとこの番組は昔からムチャクチャ濃ゆく

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  • Pat Metheny "Orchestrion" | wrong, rogue and log

    Pat Metheny の新しいアルバム"Orchestrion"があまりにスゴすぎて開いた口がふさがらない。これ、メインのギタープレイ以外は全て機械式自動演奏つまりロボット楽団で、同時演奏なのだ。オーバーダビングのデジタル音楽じゃなくて。あ、もちろん機械式自動演奏の楽器の制御は、デジタルで制御してるんだけれど。そして、機械式だと演奏が遅れてしまうのが今までだったのだけれど、ソレノイド技術が発達して、ほとんどリアルタイムで反応するようなストリングスやドラムスの自動機械演奏ができるようになったのだ。 なぜMethenyが現代の音楽制作で常識になっているデジタイズされたサンプリング音源のオーバーダビングでなく、この機械式自動演奏にこだわったかというと、一回性の演奏が生むインプロビゼーションやグルーブやスイングが出てくるからだそうだ。各パートの楽器には、予めどのように演奏するかのルールを仕込まな

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  • ラジオとしてのiPhoneとラジオコンテンツ | wrong, rogue and log

    iPhoneを導入してもうすぐ2ヶ月くらいになるが、電話やスケジュール・Todo管理などのPIM用途、そして超小型インターネットブラウザやSSHターミナルとしての用途の他に、僕が非常に恩恵を得ているのは、ラジオとしての機能だ。もちろん、iPhoneにFM/AMが聴ける機能があるわけではない。その代わりに、世界のインターネット上にあるPodcastが、ネットワークが繋がってさえいれば、いつでもどこでも好きなときに好きな具合に聴くことができるのだ。これは当に素晴らしいと思う。 僕が定期的に聴いているのは次のものだ。 TTBOOK http://www.wpr.org/book/ More or less http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/more_or_less/default.stm NPR Science friday http://www.sc

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  • 分類思考の世界 | wrong, rogue and log

    分類思考の世界 http://www.amazon.co.jp/dp/4062880148 「系統樹思考の世界」(http://kashino.exblog.jp/4002023/)の三中さんの新著である。前回の「系統樹」は新書とは思えないレベルのコンテンツにうれしい驚きを感じたが、今回はその作者とは思えない雑然とした特徴のなさに失望を感じた。良い意味でも悪い意味でも三中さんは系統樹の人なんだなと思った。 分類の一般向け書籍といえば、すでに日語でも定評のある入門エッセイとして、中尾佐助の「分類の発想」(朝日選書)や坂賢三の「『分ける』こと『わかる』こと」(講談社学術文庫)などがある。今回期待したのが、「分類の発想」の現代版、それも理科系的なものだったのだが…その期待は見事に外れた。 なによりマズイと思ったのは、題材が古いことだ。現代は情報革命の真っ最中にあり、デジタルデータを分類するタ

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  • Excelを通してみる「二つの文化」 | wrong, rogue and log

    Excel(やCalcだとかの表計算ソフト)が生理的に嫌いだ。 あのロジックを隠蔽化してノペーッとデータを一面にぶちまける仕様に、いらいらするばかりか、嫌悪感さえ覚える。デフォルトではロジックは隠蔽化されているから、セルを選択するか、例の計算式を表示させる方法でしか見ることが出来ない。また、セルごとにしかロジックを割り当てることができないのもかなりゲンナリする。 これでも一応経営者の端くれなので、事業計画や変動損益計算書なるものを他人に見せなきゃいけないことがあり、Excelを使おうとはしているのだが、Excelを使おうとうするとどうやっても発狂寸前になる。あのベクトルやリストで一つにまとめるところをノペーッと全データ表示しなければいけないところとか、ベクトルとスカラーの積演算を表現したいだけなのに、意味なくスカラーを全セルに割り当てなければいけなくなるところが必ずでてくるところとか、ベク

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  • カンタータという巨大芸術の私的体験について | wrong, rogue and log

    J.S.Bachといえば、人類が産んだ最高のいや有史以来最高の音楽家と言っても誰も反対しないだろう。音楽好きなら最後にはBachに行き着くというのが常と言っても良い。トッカータとフーガ、平均律クラビーア、ゴールドベルグ変奏曲、ブランデンブルグ協奏曲、無伴奏チェロ組曲、無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ、フーガの技法、音楽の捧げもの、フランス組曲、チェンバロのためのパルティータ、マニフィカト、クリスマス・オラトリオそしてマタイ受難曲というように、数え切れないほどの不朽の名作品を大量に残している。Bachに対しては、天才という言葉さえあまりに軽すぎて使うことがきないほどで、それは一人コングロマリットというか、一人産業、いや一人帝国といってもいいくらいだ。 ここで話題にしたいのが、その中でも断トツの作品、Bachがライフワークとして残したカンタータである。現在楽譜が残っているのが、教会カンタ

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