前回、新書を使って著作権法の全体を薄く俯瞰した。 2.大学の教科書で個別の分野を学ぶ 次に、大学の教科書を買う。これを使って、自分が興味のある分野、あるいは調べなくてはいけない分野を学ぶ。 なぜ、「大学の教科書」なのか。 そのわけは、(この分野の本としては)多くの部数が出版されるので、元の値段が高くても比較的容易に古書店やアマゾンマーケットプレイスなどで安く手に入るからだ。 しかも教科書なら、必ずこの分野の権威が書いているので、信頼もおける。 古書店にある本は、最新版でなく少なくとも数年前の法律が書いている本だろう?という意見もあると思う。確かにそうだが、著作権法はたかだか数年でガラリと変わりはしないので、むしろ、型落ちとなった教科書は「買い」だと言える。 著者50音順 斉藤博『著作権法』有斐閣
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