そこでわたしが実践しているのは、「付箋やハイライトの内容を保存しつつ、同時に本も読み進める」というスタイルである。 15分ほど読み進めて、ちょっと飽きてきたり疲れてきたりしたら、いったんページをめくるのをやめ、付箋を貼った文章をパソコンやスマホで「整理・保存」するのだ。 「自分は集中力がなく、いつも注意散漫だ」と自己嫌悪になっている人も多いと思うが、たいていの人には集中力なんてそもそも備わっていないのである。「持続しない集中力」を逆利用してしまえば、「読書」も「整理・保存」も無理なく進められるだろう。 読書で得た知識を「知肉」に変えていく 「いい本を読む」ということは、自分の「知肉」にしていくということだ。つねに「この本は、どのように自分の知肉になるだろうか」ということを意識しながら読んでいく。 とはいえ、慣れないと、そこまで考えながら読むのは難しいだろう。いまでこそ「佐々木さんの読み方は
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