激増するネズミ、対抗するはストリート仕込みの...... 米国ワシントンDCは、深刻なネズミ被害に悩んでいる。9月13日付けのワシントン・ポストによると、緊急を要さない事柄について自治体に相談できる電話番号311にかかってくる電話のうち、ワシントンDCではネズミの苦情が過去4年間で最多件数に達している。 ネズミ増加の原因は、人口増や、それに伴う飲食店の増加(ゴミの増加)、暖冬などが挙げられる。また、DC周辺で工事が行われており、ネズミを地下の住処から追いやっているのも原因だ。 ネズミは建物にダメージを与える他、電気コードを噛んで火災の原因となったり、病原菌をまき散らしたりする可能性がある。そのため、自治体はいくつか対策を立てて、ネズミ被害の軽減に取り組んでいる。例えば、年間8万5000ドル(1000万円弱)を費やし、太陽光電力でゴミを圧縮する最新鋭のゴミ箱を、ネズミが頻繁に出る場所に設置す