【シェアな生活】所有と消費が美しい、という時代は終わったのか?――『ブックシェアカフェ』菅谷洋一氏インタビュー(1/4) 所有と消費が美しい、という時代は終わったのか? かつて僕たちの周りにはモノが溢れかえっていた。誰もが欲しいものを手に入れ、自分自身で所有したがった。でも、それって本当に自分で所有する必要があったんだろうか。たまにしか使わないものを自分の部屋に置いておくことに意味なんてあったんだろうか。一回しか読まない本を本棚に並べる理由なんてホントのところはないんじゃないだろうか。 たまにしか着ない服、たまにしか乗らない車。それってレンタルでいいんじゃないだろうか。時代が変わり、”所有と消費”そのものの意味が再考されているような気がする。 積極的な非所有、楽しみのための”シェア” もちろん、高額なものに関しては”節約”のために『非所有』を選択する場合もある。 しかし、それだけではなく、