雪と桜とブイヨンと。 3月21日午後3時16分、うちの犬が亡くなりました。 病院に向かう途中の桜並木に、 雪が降りかかるというなんともめずらしい春分の日に、 家人の腕のなかで眠りながら旅立ちました。 昨年の初秋のころから、皮膚に病変がでて、 その治療をしておりました。 疑われた細菌でもカビでもなく、わかってきたのが、 原因の特定困難な多形紅斑ということで、 さまざまな治療を試みてきましたが、 今年になって悪化して病院通いが続いていました。 症状や対応については省略します。 すべて、病院も、ぼくら家族も、 ひとつひとつ納得して進んだ一歩ずつです。 ひと月ほど前、症状が悪化し内臓に影響がでてきたため 入院ということになりました。 生きるのに医療の助けの要る状態になりました。 流動食を鼻から胃へ通したパイプで送りこむことが、 常態になってきましたが、それよりも、 薬と水分を入れている点滴が外せる