支援の為に訪問した時、殆どの場合、一目で支援が無駄になるか実るか判断がつく。 貧しい上に全く先行きが見えず破滅しかなさそうな人の家は大抵汚い。 ゴミが捨てられておらず、衣類やモノが雑多に置き捨てられているのは、まるで人生を計画的に過ごすことが出来ずに必要な事と必要のない事の分別ができない事の象徴に思える。貧しいながらも整理整頓された、不必要なもののない家で過ごしている人は、そこから抜け出したくて計画的に足掻いていける人が多い。 汚い家で生活していても意に介さない人の大半は、自身の状況のだらしなさが平気だし、平気でなかったとしても状況を整理していく能力に乏しい。そして、大抵の場合、その実家も非常に汚く貧しい。貧困が遺伝していくのは、こういう所から来るんだろうと思う。 もしも、あなたが今は貧しいけれど、自分の子供には自分と同じ苦労をしてほしくないと思っていながらも、十分な教育が施せない状況にあ