日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和(さとう・かしわ)の過去最大規模となる個展が国立新美術館で開催される。 佐藤は1965年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。株式会社博報堂を経て2000年独立し、同年「SAMURAI」を設立。以来、企業から幼稚園や病院、ミュージアム、地域産業まで、多種多様な分野のブランド戦略を手がけ、グローバル社会に新しい視点を提示する仕事は、国内外から高い評価を得てきた。 主な仕事に、国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、セブン-イレブン、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。近年は武田グローバル本社、日清食品関西工場など大規模な建築プロジェクトにも従事。文化庁・文化交流使(2016年度)として、日本の優れた商品、文化、技術、コンテンツなどを海外に広く発信することにも注力している。 伝えるべき