さて、先の神戸・京都行から既に1週間が経ちましたが、昨日の体験を待ち、その上で書き留めておくべき内容と考えたため 本日発となりました。お待たせしましたが、ごゆるりと・・・(笑)。話題は 庭・モダン・京都・静岡と めぐります。 11月初旬・・・京都市中の紅葉は もう少し待たれる模様・・・そんな様相の東福寺に参りました。ピークの一歩手前にもかかわらず朝から多くの方々が拝観に・・・カエデたなびく渓谷の奥にわたる通天橋を見つつも 私の「お目当て」は方丈庭園・・・作者は明治〜昭和を生きた造園家 重森三玲氏です。 鎌倉期に造営された寺院において、昭和の時代に庭を造る・・・普通に考えると 過去の様式に沿うカタチでの「復古デザイン」を想起しがちですが、この重森氏の着想は そこに新しいものを求めます。 北側の市松の庭を はじめとした印象的な空間が方丈を包みます。しかしながら、それらは均衡(つりあい)をもって