WiMAXやメッシュ型無線LANの導入事例、エネルギー・ハーベスト技術 (Energy Harvesting)など、世界の最新情報を紹介しています。 オランダのレーワールデン(Leeuwarden)市は、締切り大堤防(Afsluitdijk)の近くにあります。同市のWETSUS研究所では、海水と淡水の塩分濃度差を利用した発電を研究しています。 オランダの締切り大堤防(Afsluitdijk)は、ゾイデル海の一部を締切る全長30kmの堤防です。1922年に堤防が建設され、内側は淡水湖(アイセル湖)になっています。 WETSUS研究所では、持続可能な水利用技術の研究を行っており、研究テーマの一つが、塩分濃度差発電です。"Blue energy"と呼んでいます。 塩水と淡水の間を、塩素イオンのみを通す膜と、ナトリウムイオンのみを通す膜で仕切ると、塩素イオンの入った水、ナトリウムイオンの入った水が