韓国LG Display社は2012年3月29日、「プラスチック(基板)電子ペーパー・ディスプレイ(EPD)の量産を世界で初めて開始した」と発表した。パネルの寸法は6型で、厚さが0.7mm。画素数は1024×768画素(XGA)、重さが14gで、落としても壊れない電子書籍端末に向けたものだとする。
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ロームは、SiC関連事業に関する報道機関向け発表会を、2012年3月22日に京都で開催した。この中で、同事業の売上高と今後の目標を明らかにした。同社によれば、2010年度の売上高は17億円で、2011年度は35億円になる見込み。今後はさらに引き上げ、2012年度には50億円、2014年度には160億円を目指す。主要な市場は、太陽光発電システムや風力発電システム、産業機器、鉄道などとする。
2012年3月6~9日に日本経済新聞社およびLED照明推進協議会(JLEDS)共同開催による「LED Next Stage 2012」が東京ビッグサイトで催された。今回、展示会の一つのテーマである「快適な照明空間」を作りだす光として、また新たな照明として期待される有機EL照明を、各社が展示していた。有機EL照明を参考出展したのは、イー・エル・テクノ、NECライティング、コニカミノルタホールディングス、東芝、パナソニック(パナソニック出光OLED照明)、三菱電機(三菱電機オスラム)など。今後市場投入するには一段の発光効率向上が必要となるが、各社は有機ELならではの照明の実現に向けて開発を進める。
エルピーダメモリが4480億円もの巨額の負債を抱え2012年2月27日に倒産しました。フラッシュ・メモリの置き換えを狙った新メモリReRAMを同社と共同開発する私はさまざまな影響を受け、このコラムも一カ月も間が空いてしまい申し訳ありませんでした。 この間、エルピーダメモリに関してツイッター(@kentakeuchi2003)を通じて情報発信を行い、2週間の間に3000人もの方にフォロー頂くなど、大きな反響がありました。エルピーダメモリに関するツイートは「竹内健氏が語るエルピーダ倒産の原因」というTogetterに纏められ、10万人近くの方に読まれました。Togetterに纏めて下さった方は存じ上げませんが、ソーシャルネットワークの威力を実感しました。 エルピーダ倒産の理由が「過剰品質で高価格」とか「DRAMは誰でも作れる」などと、LSIを開発している私達からすると、首をかしげざるを得ない論
液晶パネル陣営にとって悲願の製品が、やっとスマートフォンに向けて量産出荷される。英Sony Mobile Communications社は、2012年第2四半期にスマートフォン「Xperia S」「同 P」「同 U」を発売する。これに、タッチ・センサを内蔵した液晶パネルが載っているのだ。 これによって液晶パネル陣営は、第1に台湾TPK Holding Co., Ltd.(宸鴻)と台湾Wintek Corp.(勝華)から仕事を奪うつもりだ。両社は、タッチ・パネルを液晶パネルに貼り付ける業務を一手に担ってきた。タッチ・センサ内蔵となれば、この業務が発生しなくなる。 第2に液晶パネル陣営は、韓国Samsung Mobile Display社の有機ELパネルに対抗する考えだ。同社のタッチ・センサ内蔵有機ELパネルはこれまで、薄さで優位に立っていた。タッチ・センサ内蔵液晶は、タッチ・パネルを外付けし
米Texas Instruments Incorporated(TI)は、1次側検出方法に対応した絶縁型LEDドライバIC「TPS92310」を発売した。特徴は、部品点数を削減できることだ。2次側検出方法を採用した場合は、光カプラや2次側のエラー・アンプ(誤差増幅器)、受動部品などを外付けで用意する必要があった。今回は、1次側検出方法を採用したため、これらの外付け部品は不要である。同社によると、「部品点数は、2次側検出方法を採用した場合に比べて、14%以上削減できる」という。用途は、LED照明である。A19型やPAR30/38型、GU10型などのLED電球に適用できるとする。
ルネサス エレクトロニクスは、デジタル・テレビ放送とインターネットによるコンテンツ配信を同時にサポートできるハイブリッド・セット・トップ・ボックス(STB)向けSoC「R-Home S1」を発売する。
「マイコンはルネサスの強みです」。こう語るのは、ルネサス エレクトロニクス自動車システム統括部自動車共通システム技術部の山田慎吾氏である。同社は高い市場シェアを持つ車載用マイコンを武器に、現在開発中のバッテリー監視ICを含めトータルな半導体ソリューションの提供を通じて、バッテリーマネジメント市場の開拓を目指す。
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