市場調査会社の米IDCが先週までにまとめた最新の調査(速報値)で、世界のスマートフォン市場にまた大きな動きがあったことが分かった。 これによると、昨年1年間の携帯電話の世界出荷台数は17億3590万台で、前年から1.2%の伸びにとどまった。しかしスマートフォンだけで見ると、同44.1%増の7億1260万台と急増しており、スマートフォンの携帯電話全体に占める割合は41%にまで高まった。 これを直近の四半期(10~12月期)で見ると、45.5%とさらに高まり、従来型携帯電話からスマートフォンへの移行が急速に進んでいることが分かる。 アップル、サムスンとの差を縮める 昨年10~12月期の出荷台数をメーカー別で見ると、同社が6370万台と最も多く、この台数は四半期ベースの業界最高記録。また同社の昨年1年間の出荷台数は2億1580万台で、こちらも過去最高を更新している。 サムスンの出荷台数の前年比伸
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