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進化の過程で光合成をやめたホンゴウソウ科の植物の新種を、神戸大などの研究グループが沖縄県の石垣島で発見した。同島の於茂登岳の周辺に自生することから、「オモトソウ」と命名した。植物分類学の国際誌に25日、論文が掲載された。 ほとんどの植物は光合成を行って成長に必要な栄養分を作り出す。その一方で、光合成をせずに、土の中の菌に寄生して暮らすタイプの植物も世界で800種ほどが知られている。このうちホンゴウソウ科の植物は、世界で50種ほどの報告があるという。 神戸大の末次健司・特命講師(生態学)によると、オモトソウは地上部の高さが5~10センチ。直径約2ミリの紫色の花をつける。(後藤一也)
新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が今年3月に失踪し、長野県で遺体で見つかった。警察などの調査で、自殺と判断された。「自殺は仕事が原因」として、両親は上野労働基準監督署に労災認定を申請、代理人の弁護士が7月20日に厚労省で記者会見した。 何が起きていたのか。男性は、大学卒業直後の2016年4月、都内の建設会社に就職し、現場監督をしていた。 2016年12月17日、新国立競技場地盤改良工事に従事することになって以降、極度の長時間労働、深夜勤務、徹夜が続いた。自殺直前の1カ月で、徹夜が3回もあり、夜22時以前に仕事が終わったのは5日だけだったという。 男性は2017年3月2日、突然失踪した。「今日は欠勤する」と会社に連絡があり、それを最後に一切連絡がとれなくなった。誰からの連絡にも応じなくなった。 そして、4月15日に長野県内で遺体が発見された。警察・病院の捜査の結果、「3月
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