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2018年7月25日のブックマーク (2件)

  • 「芥川龍之介全集を読む」

    僕には、実際会ったことないSNS友人がいる。彼の名は、ウダイ・アルヘルベシュであるが、アラブ地域では権威あるキング・サウード大学の医学部で小児科の准教授を務めている。でもその一面で彼と知り合ったわけではない。実は彼にもう一面がある。それは文学者という一面だ。ウダイ博士はこれまで2冊の短編小説集を発表している。それだけではなく世界文学のかなりの精通で、その評論をよく書く。世界文学の中でも彼は、芥川龍之介に特別な思いを寄せている。僕がたまに芥川龍之介作品をアラビア語に訳し、様々なところで発表しているのを見てくれた彼がTwitterで声をかけてくれてよく話をするようになった。あれ以来、彼は一貫して芥川龍之介全集をアラビア語に翻訳するようにと僕に勧める。特に今まで、アラビア語に翻訳される機会がなかった評論の作品を是非とも訳してほしいと熱望している。僕も芥川龍之介作品が大好きでこれまで15の作品を

    「芥川龍之介全集を読む」
    uporeke
    uporeke 2018/07/25
    「20世紀末まで日本の一流の編集者たちが手に入れない情報や知識」改版されないと手を入れられないし、改版する人もいないのかも……
  • バリューブックスは本の新しい生態系を模索する

    ある程度、長いあいだを読んできた人ならば、一度や二度、蔵書の整理について思い悩んだことがあるはずだ。放置すればはどんどん増え、居住空間を圧迫する。床が抜ける心配をするほどではなくとも、このまま放置してはおけない、という局面に至るのは時間の問題である。なぜなら、日人は滅多にを捨てないからだ。 そのかわりにを「売る」人が増えた。 日の出版業界は1990年代半ばまで右肩上がりで成長しつづけた。その原動力は主に雑誌だったが、文庫や新書といった、いわば英米のペーパーバックに相当する廉価も読者の裾野を大いに広げた。20世紀後半は大量生産・大量消費の時代であり、出版をマスマーケットに向けたビジネスに変えたといっていい。 また日の文庫や新書、並装の書籍等は欧米のペーパーバックとくらべて印刷・造・用紙等の品質が高く、一度や二度読んだ程度では、ほぼ新品と同様である。こうして良質な過去の出版物

    バリューブックスは本の新しい生態系を模索する
    uporeke
    uporeke 2018/07/25
    紙の本への憧れが若い人には薄いように思う。手に入らないものは視野になさそう。