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2012年6月28日のブックマーク (1件)

  • 京大など、特定の神経回路だけを除去できる「遺伝子導入法」の開発に成功

    京都大学は6月26日、生理学研究所(生理研)、福島県立医科大学との共同研究により、サルで特定の神経回路だけを除去できる「遺伝子導入法」の開発に成功したと発表した。 成果は、京大 霊長類研究所の高田昌彦教授、同井上謙一特定助教、生理研の南部篤教授、同纐纈大輔特任助教、福島県立医科大の小林和人教授らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、6月25日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」電子版に掲載された。 ヒトやサルの脳は、1000億を超える神経細胞が複雑に絡み合った神経回路を作り、高次脳機能を生み出している。例えば、パーキンソン病などの神経疾患の遺伝子治療を行う際には、こうした複雑な神経回路の中から特定の働きをしている神経回路を見つけ出し、それを標的にする必要があるが、特定の神経回路だけを標的にして遺伝子を導入することはこれまで困難だった。 研究グループは、細胞死を誘導する物

    京大など、特定の神経回路だけを除去できる「遺伝子導入法」の開発に成功
    upran
    upran 2012/06/28