バンクシー作品「風船と少女」がオークションで落札された直後に、バンクシー自ら額縁に仕掛けたシュレッダーにかけられた件は、世間を大いに騒がせました(関連記事)。この騒動で作品の価値はより高まるとの推測から、所有するバンクシー作品をわざと切り刻む者まで現れたことに、美術品ブローカーのMyArtBrokerが警告を発しています。 同社に送られてきた、「風船と少女」のプリント。オーナーの手により切り刻まれている(MyArtBrokerより) 騒動の当時、同社は公式Twitterで、バンクシー作品のオーナーから「自分のもシュレッダーにかけたら価値は上がるか?」といった問い合わせがあったと公表。そして、「あれは美術史でもたぐいまれなる出来事なので、どうかそんなことは絶対にしないでください」と注意を呼びかけていました。 にもかかわらず、その後ある人物が、切り刻んだ「風船と少女」の写真を同社に送ってきたと
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