東京都教育委員会は、都立の高校でこれまで禁止していたスマートフォンの持ち込みを、容認することを決めました。災害時の安否確認や学校の授業などで、スマートフォンを使うケースが増えていることが主な理由です。 東京都教育委員会は10年前に出した通知で、都立の高校や公立の小中学校に児童・生徒がスマートフォンや携帯電話を持ち込むことを禁止してきました。 しかし、都の教育委員会が去年行った調査で、都立の高校では生徒のスマートフォンの利用率が97.3%に上り、多くの生徒が実際には学校に持ち込んでいることも分かりました。 また最近は、災害時の安否確認や学校の授業などでスマートフォンを使うケースが増えていることから、都の教育委員会は方針を転換し、都立の高校でスマートフォンなどの持ち込みを容認することを決めました。 今後、スマートフォンなどの学校への持ち込みや使用許可は、各学校の校長が判断し、学校ごとに使用のル