「テクテクひょうごフィールドパビリオンめぐり」を2024年4月26日〜同年9月30日で開催! 4月26日は配信ありのキックオフイベント@尼崎城も開催、麻野も登場!
私の故郷はとても寒い場所にあって、そこで大人になるまで暮らしていました。 事情があって町を出てから初めて、あぁ、私はここから本当に離れたかったのだなと気がつきました。 一人暮らしを始めた日は大雨警報が出ていて、ラジオからは空港で足止めになった人がインタビューを受ける声が聞こえました。 これから暮らす知らない街は嫌がらせのように道が入り組んでいて、番地の順番はひどく不規則でした。土砂降りの中、散々迷ってほうほうのていでアパートに辿り着いたとき、私は全身ずぶ濡れで、まるで服のままシャワーを浴びたかのようでした。 電気がまだ通っていなかったので部屋の中は真っ暗でした。ドアを開けると、安くて古い家特有の匂いがして、一歩進むごとに床がぎしぎし鳴りました。アパートの廊下の灯りに照らされて、自分だけの部屋に一人佇む私のシルエットが浮かぶのが見えました。 それを見た瞬間、お腹の底からわーっと力強いエネルギ
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1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:夜のビーチを歩いてはいけない(トーゴの歩き方) > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち エグングンがはじまる 大蛇の神殿(Temple Des Pythons)の前で、人びとがぐんぐんに密集する。ついにエグングン祭りがはじまるのだ。 アビジャンでスマホを失った「盗まれのプロ」の同行者Tさんは、ガーナの電器店で中国製を買った。そして私は、トーゴの暴漢からiPad Proを取り戻していた。 準備は万端だった。ぐんぐんに気持ちが高まった。 先祖が憑依して踊りだす エグングン(Egúngún)は、西アフリカに住むヨルバ族の風習だ。 ヨルバ族の人たちは、肉体の「死」を命の終わりと断定しない。先祖は精霊となって、特別な衣装を着たシャーマンに憑依し
中国・新疆ウイグル自治区カシュガルで撮影されたウイグル人の親子(2019年6月4日撮影、資料写真)。(c)GREG BAKER / AFP 【6月30日 AFP】中国当局が新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の人口抑制策として、ウイグル人など少数民族の女性に対し不妊手術を強制しているとする報告書が29日、発表された。国際社会からは直ちに非難の声が巻き起こっている。 【内部文書報告】ウイグル人収容施設、散髪頻度まで厳しく管理 報告書は、新疆ウイグル自治区での中国当局の政策を告発してきたドイツ人研究者アドリアン・ツェンツ(Adrian Zenz)氏が、現地の公式データや政策文書、少数民族の女性への聞き取り調査に基づいてまとめたもの。中国はその内容を事実無根と批判。米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官は、報告書が指摘する政策
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