19世紀の生物学者チャールズ・ダーウィンは、生存競争を乗り越えて自然環境により適応したものが子孫を残すことで種が進化していくという「自然淘汰(とうた)説」を提唱し、「ヒトはサルと同一の祖先を持ち、その祖先もまた別の生物から進化したものである」という現代の進化論の礎を築きました。ヒトが進化する過程の中で必要がなくなった器官は退化するも、その名残は今でも人体に残されています。Voxチャンネルが、人間の体に残る「進化の証」について、ムービーで説明しています。 Proof of evolution that you can find on your body - YouTube 平べったいところに腕を置いて…… 親指と小指をくっつけて、手首を内側に曲げます。この時、日本人では3~5%の人が以下の画像の右の人のように筋が表れません。 手首に表れるこの筋は「長掌筋(ちょうしょうきん)」と呼ばれ、人体に