ドットインストール代表のライフハックブログ
昨日の「走れ!プロジェクトマネージャー!」の「どこかに、逃げ込んでいないか」というエントリーを読んで週の始めから頭をガツンとやられた気分になった。 「決まったら教えてください」とばかりに、動かなくなるメンバーがいます。 という言葉にいろいろと思い当たるものがある。こういう“逃げ”は“思考停止”を引き起こしそうだ。私が最近思うのは多くの企業で自らを“思考停止状態”にしてそれを是としている人が増えているということ。これは顧客先にも協業先にも発注先にもそして自社にも共通的に感じる現象である。 上には“思考停止状態”と書いたが別の言い方をするなら多数の人が“答教えて症候群”を患っているといえるのではないか。昔読んだ本で著者の都村長生さんが“答教えて症候群”と名づけていたこういった人達の現実の場面での代表的な発言はこういう感じ。
前回は「がんばれ」を取り上げましたが、これに加えて「難しい」も要注意ワードです。 なぜ要注意かと言うと、その言葉を使うことによって以降の思考が停止してしまうからです。言うなれば思考停止語です。 以下が思考停止語の例です。 「難しい」 「すごいねー」 「参考になります」 「やはり」 いずれも発した側の思考停止を代弁します。思わず口をついて出てしまう言葉ですが、その言葉を発した瞬間、相手の心の中で反射的にツッコミの衝動がフラッシュします。 「難しい」「じゃぁ、どうすればいいの?」 「すごいねー」「どこが?」 「参考になります」「どんな風に?」 「やはり」「文脈が見えないんですけど?」 思考停止語を使っていると、文字通り考えることが停止します。停止と言っても、実態は先送りされることになります。「後で考えることにして今は先に進もう」というモードです。 もちろん、これは言い訳であって、実際には停止す
Lesson44 自分の「思考停止ポイント」を発見する 「何か話をするときには, お互いが心のどっかに揺らぎみたいな物がないと 議論にならないな」 読者のS.Kさんからこんな言葉をもらった。 自分の頭でものを考えるとは、 常に「揺らぎ」続けることでもある。 絶対というものを持たず、不安定なまま、 自分の内面、まわりの人間や状況に応じて、 その場、できる限りの ベストな判断をしていこうとすることだ。 ところが、これは、なかなかしんどい作業だ。 だから、 揺らぎを止めて、ゆるぎないものに どかん! と腰を下ろしたくなる。 それが「思考停止のポイント」だ。 大きいか、小さいかは別にして、 だれにもそういうものがあると思う。 あなたの「思考停止ポイント」はどこだろう? それを発見するのが今日のレッスンだ。 人によって、 さまざまな思考停止のポイントがある。 会社では、トップが提示した言葉が、 よく
クリティカル・シンキングとは、「論理的かつ構造的に考えること」。これを身に付ければ、自分戦略の立案だけでなく、キャリアを切り開くための強力な武器にもなる。そして、開発現場で直面する「問題解決」にも役立つスキルだ。 最初は戸惑うかもしれないが、日々実践することで思考力は格段に向上する。この連載を通じ、ぜひマスターしてほしい。 【思考停止】に陥っていないか? 皆さんがこのサイト、およびこの連載に求めているものは何ですか? おそらく共通しているのは、「自らのキャリアをこれからどうつくっていけばいいのか」という問題意識に対するヒントだと思います。従ってまずは、この連載がどういうポイントでそれにお応えできるのかを明らかにしておきたいと思います。 世の中には、さまざまなキャリア理論や方法論、あるいは職業に関する情報があふれています。しかし、それらは常に「多くの人に共通していえること」を述べているため、
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