いつか読もうと思っていた名著「ソフトウェア要求 第3版」を読んでゐる。ユースケースとユーザーストーリーについての説明がすごい腑に落ちたので勢い余って書き付けるもの。アジャイル開発プロセスとユースケースの関係について。 ソフトウェア要求 第3版に関する他の記事はこちら ソフトウェア顧客の要求に関する権利宣言と責任宣言 - 勘と経験と読経 ユースケースとユーザーストーリー ユースケースとユーザーストーリーは、非常によく似ている。両方ともに、異なる種類のユーザーが、ソフトウェアシステムとの相互作用を通じて、何を成し遂げる必要があるかを理解しようとしている。しかし、この2つのプロセスは、図に示すように、似たような出発点から始まって、異なる方向に進んでいく。 ソフトウェア要求 第3版 第8章 ユーザー要求の理解 ユーザーストーリーはユースケースの簡略バージョン、というイメージを少し持っていたけれども