人はときに仕事なんかやめたい、会社から自由になりたいと思う。しかし会社をやめれば収入が入ってこなくなり、生活ができなくなるので会社をやめるわけにはゆかない。それで長時間労働に巻き込まれて自分の時間と人生を失う。 朝、会社に行かずに休めば自由な自分の時間が広がっている、会社をやめれば自分が好きに使える時間と自由がひろがっているのに人はそれができない。会社に雇用されていないと生活できなくなることを予期するからであり、会社に長期間雇用されることがあたりまえになれば、会社や国家の制度からもらう休日とのこりの時間だけの自由時間に満足するように慣らされてゆく。しまいには会社や制度から離れた自由の時間がまったく想像できなくなり、かれは自由な時間の使い方がわからなくなってしまう。 ニートやひきこもりは会社にいくすぐそばに自由の時間がひろがっていることを垣間見させようとするのだが、会社から離れる人生がこの世