積水化学工業は12月4日、太陽光発電システムを搭載した住宅の販売台数が、10月末で累積7万5000棟を越えたと発表した。 住宅「セキスイハイム」を販売している同社では、1998年から太陽光発電住宅の販売も行っており、太陽光発電住宅では国内シェア1位。7万5000棟は、新築住宅と既築住宅の両方を合わせて、約12年で達成した数字となる。 住宅用太陽光発電システムが売れている理由 政府ではCO2を排出しない太陽光発電を推進している。2005年時点で、日本の太陽光発電システムは140万kW(キロワット)の発電能力があるが、これを2020年ごろには2800kWまで増やす目標を設定している。しかし、太陽光発電システムの普及を妨げてきたのがコストの高さだ。家庭の太陽光発電で生じた余剰電力は電力会社が買い取ってくれるため家庭の収入になるが、一軒家に太陽光発電システムを設置するのに、約210万円の費用がかか
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