歌舞伎町にて。おもしろかったです! 世界が滅亡し、崩壊した都市にはたくさんのゾンビが徘徊中。わたしを魅了してやまない二大要素、すなわち「世界滅亡」と「ゾンビ」をみごとなバランスで組み合わせたこの作品が、つまらないわけがない。「終わってしまった世界」としてのニューヨークを舞台に、たったひとり生き残った主人公のせつない孤独。そして、あいかわらず「うがーっ」と吠えるゾンビたち。この絶望感がたまらなかった。ぴりっと緊張したストーリー展開と、主人公の孤独感をせつなく描写するその手つきもあいまって、印象ぶかい映画でした。 世界が滅亡する映画が、わたしはなにより好きだ。自然災害、隕石衝突、宇宙からの侵略者、最終戦争。きっかけはなんだっていい。この世界の秩序や価値がすべて無に帰してしまうようすが、たまらなく心地よいのである。廃墟と化したニューヨークを見ているわたしは、ふしぎな高揚を感じている。野生の鹿が、
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