普段の編集の仕事で私は、字数制限を守って文章を書いている。少ない文字数でまとまった論旨を書くにはそれなりにコツがあるが、20年の編集者人生のうち13年も週刊誌をやっていたので、頭の中でフローを固める時間が必要なぐらいで、普通に文章を書くのとそう変わらない。一方、ブログは仕事じゃないから、文句言われようが勝手にダラダラと続けているが、最後のオチぐらいしか準備せずに書き進めるのも楽しみのひとつで、酒場で後輩相手に語って聞かせるように、ストレスなく書いている。長文を書くのは苦痛ではない。拙著『電子音楽 in JAPAN』のオリジナルは700ページある本だったが、プロットを固めてから入ったので、執筆期間には2ヶ月しかかからなかった。編集者、ライターの中でいっても、私は書くのが早いほうだと思う。それはひとえに週刊誌で毎週、その時期のニュースをその場の状況判断で活字化する修行を過ごしてきた成果だと思っ
![異種格闘技戦「文章VSイラスト」もし戦わば! - POP2*5](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c575362d5db93441076f2d3fff2755fb2f34301b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fsnakefinger%2F20080112%2F20080112224045.jpg)