党の指導性(とうのしどうせい、ドイツ語: Führung der Partei、英語: leadership of the party, party leadership)とは、レーニン主義の原則の一つ[1][2][3]。 マルクス・レーニン主義を掲げる多くの社会主義国の憲法などに明記され、党が国家・政府・軍隊・司法・宗教団体・大衆団体など社会のあらゆる律法や組織に優越し、これらを「指導」する根拠とされた。国家を指導する党を指導政党とも呼ぶ[4]。 別に「前衛党の指導性」、「共産党の指導体制」[5]、「共産党の指導原理」[6]、「共産党の指導的地位」[7]、「共産党の指導的役割」などとも呼ばれる。また中国では漢字で「党の領導」と表記されており[8]、これが北朝鮮[9]やベトナム[10]といった他の社会主義国で掲げられている「党の指導」の意訳に使われることがある。ソ連共産党のウラジーミル・レ