フェリックス・エドムーンドヴィチ・ジェルジンスキー(ロシア語: Фе́ликс Эдму́ндович Дзержи́нский, ラテン文字転写: Feliks Edmundovich Dzerzhinskii, 1877年9月11日 - 1926年7月20日)は、ポーランドの貴族、革命家。後に祖国ポーランドを離れ、ソビエト連邦の政治家に転じた。 革命直後の混乱期において誕生間もない秘密警察を指揮し[1][2]、その冷厳な行動から「鉄のフェリックス」[3]「労働者の騎士」「革命の剣」「プロレタリアの武装せる腕(かいな)」など数多くの異名で呼ばれた。 1877年9月11日、ロシア帝国領ベラルーシの大都市ミンスクにて、ポーランド系ロシア人貴族のジェルズィニスキ家に生まれた。ジェルズィニスキ家はシュラフタ(ポーランド・リトアニア共和国の騎士階級)に属する家柄で、同国を併合したロシア帝国政府から