文部科学省が前川前事務次官を講師に招いた中学校に内容の報告を求めていた問題。文部科学省が教育委員会とやり取りしたメールが公表されました。 内容は28ページにおよび、前川氏を講師とすることに問題はなかったと回答した校長に対し、文部科学省が重ねて見解を問いただす内容となっています。 これについて、林文部科学大臣は16日の会見で、メールについては誤解を招き、担当者を注意したことを明らかにしましたが、調査自体は適切だったと発言しました。 一方、文部科学省は名古屋市教育委員会とやり取りしたメールの内容を公表しました。 メールは今月1日から7日にかけて、4回やり取りされていて、文部科学省が書面での回答を求めたため、全部で28ページに及んでいます。 文部科学省が天下り問題で辞任した前川氏に授業を依頼した理由をただすと、校長は「文部科学省全体の問題と認識し、授業を依頼する障害にならない」と回答しています。
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