フェアユースと電子書籍に関するuroburoのブックマーク (3)

  • 「自炊」に関する著作権法と社会通念について | 栗原潔のIT弁理士日記

    MSN産経ニュースの「『自炊』に法が追いつけない…解釈あいまいな私的複製」という記事がはてブ、twitter等で結構注目されているようです。いわゆる「自炊」問題にフォーカスして、日の現行著作権法の私的複製の問題を取り上げたのはよいと思うのですが、「自炊の森」の話とBOOKSCANの話を一緒に扱っているのでちょっとわかりにくくなっているかと思います。 また、タイトルの「解釈あいまいな私的複製」というのもちょっとピント外れだと思います。問題は解釈があいまいな点にあるのではなく、法律が杓子定規過ぎて実情にあった解釈が許されない点にあると思うからです。 このブログでも何回か書いていますが自炊関連の問題点をまとめてみます。今、問題になっている「自炊」支援型のビジネスモデルは大きく2つに分けられます 1.BOOKSCAN系(スキャン代行業) 個人所有の書籍の裁断+スキャン作業を代行裁断は破棄する(

    「自炊」に関する著作権法と社会通念について | 栗原潔のIT弁理士日記
  • 東京古書組合/東京古書会館 理事長がゆく Vol1−1

    ■セカイとニホンの書籍デジタル化事情、その先に見えるもの 対談 ― 長尾真 氏(国立国会図書館長) 小沼 私たち東京古書組合では新たな広報手段として、「日の古屋かべ新聞」を作成し、来年一月から全国古書籍商組合連合会に加盟している約二二〇〇の古書店、また図書館などに配布することと致しました。組合活動や全国各地で行われている古書に関するイベントを宣伝すること、そして私たちが運営している「日の古屋」「東京の古屋」をもっと知ってもらうことが狙いです。その目玉企画として「理事長がゆく」と題し、私が出版業界に限らず様々な分野の方々とお会いして古屋に対する率直なご意見を承り、ご一緒に新しい試みを始められたらと考えているのですが、その記念すべき第一回目は、四月に開催致しました「日の古屋シンポジウム」でも大変お世話になりました長尾先生に是非お話を伺いたいと決めていました。ご多忙のところ、お

  • 大学の障害学生支援室は書籍を電子的に複製する権利があるか?

    表題の件について,ある大学の障害学生支援室関係者より質問を受けたので,「大学の障害学生支援室の行う支援と著作権」のみについてここにまとめておきます(初等中等教育の教科書に限っては,教科書バリアフリー法があるのでまた別の議論となります)。 一般的に,障害学生支援室は,視覚障害など,何らかの読むことへの障害のある学生の支援にあたる場合,その学生が必要とする書籍を電子的に複製するという作業を行います。 具体的には,障害学生支援室のスタッフが書籍をスキャンして画像としてコピーし,OCRにかけ,テキストデータに変換したり,単にスキャンした書籍を画像やPDFとしてパソコンで閲覧できるようにしたりという作業になります。 このように,紙の印刷物から,音声読み上げや点字への変換,文字サイズなど見た目の変更などの機能を持つ支援技術と組み合わせて使用するために,アクセシビリティの確保に役立つ形式へ変換すること(

    大学の障害学生支援室は書籍を電子的に複製する権利があるか?
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